環境に配慮した企業行動
古河機械金属グループは、持続可能な社会の実現に貢献するため、事業活動に伴う環境リスクを低減し、地球環境に配慮した企業行動に努めています。
古河機械金属の取り組み
古河機械金属グループは、創業以来約145年の間、鉱山事業、産業機械製造・販売事業、電子材料製造・販売事業などより良い製品やサービスの提供等の事業活動を通じて着実に発展しながら環境への配慮をしつつ、収益力のある経営を目指してまいりました。このような事業展開の中で、常に環境保全に関しては、その時代、時代に合った最新の技術と最善の策を講じてまいりました。
古くは足尾の煙害対策、水処理対策など鉱害防止対策、昭和40年代には廃水処理装置、電気集じん機など公害防止技術を海外から導入する一方、公害防止機器の製造・販売を通じ、企業市民としてその使命を果たしてまいりました。
2002年には、事業活動の全ての領域で環境問題に積極的に取り組む基礎となる全社的な体制を整え、「環境管理基本理念」および「環境保全行動方針」を制定しました。
直轄生産事業所におけるISO14001の認証取得をはじめ環境に配慮した企業行動、たとえばエネルギー使用の効率化や廃棄物の排出抑制、廃棄物の循環資源としての利用の促進、更にはCO2削減への貢献として所有山林の保護・育成、日光杉並木の保護など、環境負荷の低減と循環型社会の形成に積極的に取り組んでおります。
また、各社・各所の環境管理の徹底を図るよう環境リスクの抽出、環境配慮型製品の研究・開発と迅速かつ的確な対応を講じるために行ってきた環境保全監査の名称を「環境・安全監査」と改め労働安全面についても、より詳しく監査することとしました。更に自分の工場以外を監査するクロス監査を実施することで担当者の資質向上を図っています。